「もっと、もっとだ!後ろのパラシュートが
開くくらい速く走れ!!
そんなんじゃ、未来の松坂牛介みたいな
野球選手にはなれねぇぞ!」
「階段昇降・108回! 
煩悩の数だけ昇って降りろ!!」
「棒のぼり・326回! ミ・ツ・ル!!」
「逆上がり・593回! 父ちゃんは
結婚してもゴクミのファンだ!!」
「次はこの、父ちゃん特製・大リーグ妖精
ギブスをつけて、町内を10週して来い!」
「この『妖精ギブス』には一体どんな効果が
あるんだろう・・・?おぉ、これは!」
「ポップコーンで~す。
ポップコーンをどうぞ。」
「あ、足からポップコーンを出す
妖精のお兄ちゃんだ!」
足からポップコーンを出す少年の話は、
瞬く間に町中に広まった。
父親が『養成』と『妖精』を間違えて
作ってしまったギブスのおかげで、
少年は『町の妖精』として崇められた。
この際、野球選手を目指していたことは
黙っておこう・・・
(父ちゃんの間違ったトレーニングの
おかげだ。ありがとう)
<<backnumber topへ
画面は開発中のものです
(c) Sony Computer Entertainment Inc.