「勝負!」「フフフ~ン♪
半端な夢のひとかたまりが~♪フフフン~」
後方のモンスター、戦う気ないんじゃん。
しっかし、なんなんだ?
このケムシトリー気取りな
モンスターたちは??
「こんばんは。アームズTVのお時間です。
今日はこんな気になる話題からです・・・
最近、街を徘徊し人々に
危害を与え続けていたモンスターたちの
間で なんと、お習い事が大ブーム。
『こんな楽しい生活があったなんて』と
生きがいを感じ、また自分の可能性に
夢見るモンスターたちが増えています。」
「はい、ワンツーワンツー。
もっと手を上げて~」
「これがその、カルチャースクールの>
様子です。これはダンス講座ですね。」
「そうそう、ハンドルは
こうちゃんと持って~」
 「これはドライビング講座の模様です。
世界で初めて、モンスター向けの
カルチャースクールを開校した
ユウリィさんに インタビューをしてきました。
VTR、スタート!」
「ある日電車の中で老人に席を譲ろうとしているモンスターを見たんです。でもその老人は逃げ出してしまって・・・・。こんな優しいモンスターもいるんだと初めて知り、涙が出ました。『モンスターが受け入れられる世の中に――』・・・そう思ってこのスクールを開校しました。 『親の跡を継いで』『なんとなく』、そんな理由で暴れていたというモンスターの多さには驚きましたね。親の敷いたレールの上を歩いている事に疑問を感じていたり、他に熱中するものがないモンスターたちが多かったんですね。 現在は生徒数が、321mons(モンスターの単位)。それぞれ55の講座の中から好きなものに熱中しています。
モンスターたちはとにかく真面目で真剣でウブ。教えがいのある生徒さんたちばかりです。スクールは和気あいあい。スクール後はよくカラオケやお茶に行ったりもするんですよ。 今ではほとんどの生徒さんが夢を持ち、前に向かっています。 最近ではモンスターの犯罪も減ったと聞いています。まだまだモンスターに対し差別的な世の中ですが、モンスターたちがちゃんと就職できるような日が1日も早く来ることを願っています。」
「昨日のアームズTV見たか?」
 「見た見た!最近モンスターたちに
戦闘心がなかったのは
そのせいだったんだね」
 「でも中には悪いやつもまだまだいるから。
見つけたらとりあえず尋問しないとな!」
「お、出たな!」  
  「ズッコケ~!そんな旦那、
突然『出たな!』なんて!プププっ!
おいら、ズッコケ~ちまったよ!
コケ~!」   
・・・お笑い講座の専攻か?
「Hey! BLOCK!LOCK!
心にカギをLOCK!
豆はでん六 食べる新記録!
エテンザミノで風邪を元からダブルロック!
寿司は元禄~ 飲むはどぶろく
そんなおまえの貫禄!!」
ラッパー講座専攻だね・・・
「あなたは?」
「改心したので戦う気はありません。
私は美白講座専攻してます。」
「おまえたちもスクールモンスターだな?
見ただけじゃ分からないけど何講座?」
 「おしゃれ講座です。私たちのこの首に
巻いたファー、どうですか?
あなたのその首のは、
ネギでも巻いてるのですか?
風邪が流行ってますからね、お大事に~」
 「ネギじゃないから!」
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