「勝負!」「フフフ~ン♪
半端な夢のひとかたまりが~♪フフフン~」
後方のモンスター、戦う気ないんじゃん。
しっかし、なんなんだ?
このケムシトリー気取りな
モンスターたちは??
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「こんばんは。アームズTVのお時間です。
今日はこんな気になる話題からです・・・ 最近、街を徘徊し人々に
危害を与え続けていたモンスターたちの 間で なんと、お習い事が大ブーム。
『こんな楽しい生活があったなんて』と 生きがいを感じ、また自分の可能性に
夢見るモンスターたちが増えています。」
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「はい、ワンツーワンツー。
もっと手を上げて~」
「これがその、カルチャースクールの>
様子です。これはダンス講座ですね。」
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「そうそう、ハンドルは
こうちゃんと持って~」
「これはドライビング講座の模様です。
世界で初めて、モンスター向けの
カルチャースクールを開校した
ユウリィさんに インタビューをしてきました。
VTR、スタート!」
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モンスターたちはとにかく真面目で真剣でウブ。教えがいのある生徒さんたちばかりです。スクールは和気あいあい。スクール後はよくカラオケやお茶に行ったりもするんですよ。 今ではほとんどの生徒さんが夢を持ち、前に向かっています。 最近ではモンスターの犯罪も減ったと聞いています。まだまだモンスターに対し差別的な世の中ですが、モンスターたちがちゃんと就職できるような日が1日も早く来ることを願っています。」
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「昨日のアームズTV見たか?」
「見た見た!最近モンスターたちに
戦闘心がなかったのは
そのせいだったんだね」
「でも中には悪いやつもまだまだいるから。
見つけたらとりあえず尋問しないとな!」
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「お、出たな!」
「ズッコケ~!そんな旦那、
突然『出たな!』なんて!プププっ!
おいら、ズッコケ~ちまったよ!
コケ~!」
・・・お笑い講座の専攻か?
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「Hey! BLOCK!LOCK!
心にカギをLOCK!
豆はでん六 食べる新記録!
エテンザミノで風邪を元からダブルロック!
寿司は元禄~ 飲むはどぶろく
そんなおまえの貫禄!!」
ラッパー講座専攻だね・・・
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「あなたは?」
「改心したので戦う気はありません。
私は美白講座専攻してます。」
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「おまえたちもスクールモンスターだな?
見ただけじゃ分からないけど何講座?」
「おしゃれ講座です。私たちのこの首に
巻いたファー、どうですか?
あなたのその首のは、
ネギでも巻いてるのですか?
風邪が流行ってますからね、お大事に~」
「ネギじゃないから!」
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